家事動線が使いやすい共働き夫婦の家 帯広市S邸

2018年に完成した帯広市内のS邸です。

外壁は、色の違うモルタルを塗って濃淡を立体的に表現しています。二度塗りになるので手間はかかりますが、その分仕上がりが良くなります。S様のご希望を最大限実現しようと頑張りました。

P1010974s.jpg冬も日射が多いことを考え、窓は大きめにしています。断熱は外壁が2×6材に高性能グラスウールを充てんするなど、当社の高断熱仕様です。相当隙間面積C値を測定したところ、0.2cm2/m2とたいへん良い値でした。国が北海道など寒冷地向け住宅に求めていた省エネ基準では2.0cm2でしたから、10倍も高気密です。

P1010988r.jpgキッチンは、L型の対面式キッチンです。キッチンスペースを広く取り、使いやすい動線にしています。キッチン横の収納は、キッチンメーカーから扉用の表面仕上げ材だけを仕入れ、あとは大工が造作した力作です。

P1010993r.jpgキッチン側からリビングを見たところです。明るい光が差し込むので、良い気分で台所仕事できそうですね。

P1010999rr.jpgユーリティティーの写真です。シックな感じの床材は、店舗用。住宅用のクッションフロアはなかなかS様がピンとくるデザインがなく、デザイン性を求められる店舗用の床材からセレクトしました。厚みも3mmと住宅用の約2倍あるため、耐久性もあります。

P1010995rr.jpgユーティリティーに設けられた洗面化粧台が写っています。脱衣室と引戸で区切ることで多様な使い方を可能にしています。

S様は共働きなので、家事の省力化は大きなテーマでした。ユーティリティーからクローゼット、寝室まで一直線の動線にすることで、洗濯したものを室内干ししてしまうまでの一連の作業が最小限の動線で完結できます。風呂上がりのあとはクローゼットで服を着ればOK。無駄がありません。

P1020006r.jpgS様ご家族には、たいへんご満足いただいています。今後も同じように1棟1棟心を込めて造りたいと思っています。

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