石井建設の注文住宅

1 年間3棟限定の
注文住宅づくり、の理由

注文住宅は、お施主様と工務店が住まいの間取りや外観デザイン、住宅性能、生活動線、ご予算、収納の位置や多さなど、住宅と生活に関する様々な点を一つひとつ丁寧に打ち合わせ、納得の住まいづくりを実現させていく家づくりです。

お施主様のライフスタイルや家族構成、ご趣味、そして将来に備えたバリアフリー対応、土地選びや住宅価格など、あらゆる要望を事前に伺うことからスタートします。

当社が年間3棟限定の注文住宅づくりにこだわっているのは、年間3棟が精一杯だから、という事情もあります。着工前の6カ月近いオーナー様との打ち合わせや、着工後も続く打ち合わせ、設計・施工に至るまでの全てを一つひとつ丁寧に行い、お施主様に満足いただくために棟数を3棟に絞らせていただいております。

2 打ち合わせ回数は
ハウスメーカーの倍以上

当社に関心を寄せて頂ける方の多くは、当社がこだわりの注文住宅を実現できる工務店であることをご存じの方です。いちばん大切なのはお客様の家に対するご要望、条件などをしっかり伺うこと。当社とお客様は、ハウスメーカーとの家づくりに比べて2倍、ときには3倍近い打ち合わせ回数・時間を重ねています。

3 土地探しもお客様と一緒に

土地探しは、お客様のご相談をいただいて、当社で探し、ご提案することもありますし、お客様が候補にあげた土地を一緒に見て、家を建てる意味でその土地が良いかどうかアドバイスしたり、当社が不動産屋さんと相談するなど、お客様がより良い土地をより安く取得できるように関わることも喜んで行います。

4 打ち合わせは
手書きスケッチや図面も踏まえて

家族のコミュニケーションなどを踏まえた階段の位置や、収納やテレビボードなどの大きさや色などは図面だけではなかなかイメージしにくいものです。オープンハウスを見て頂いたり、手書きのスケッチなどを見て頂くなど、できるだけ具体的にイメージできるようにしています。

写真:住宅スケッチ

特に着工前は予算や基本設計などをしっかり決めていきます。早い方では家が建つ日の2年前から打ち合わせを開始されます。遅くとも1年以上の期間はないとこだわりの注文住宅は難しいと思います。

5 住宅価格は要望次第ですが・・・

住宅価格に関しては、キッチンやお風呂などの住設機器や、外壁材や床材などの建材、住宅の仕様が同じ条件であれば、ハウスメーカーに比べて安くできるのは間違いありません。営業経費や宣伝広告費などがかなり違いますし、当社はお客様に満足いただきたいので良い材料を使う割には家の建設価格は安いと評価いただいております。

もしお客様の予算の枠が決まっているなら、それを前提にお客様と「外壁は漆喰を諦めてサイディングにすることでコストを抑える一方、キッチンのグレードはアップさせる」といった、予算とプランを同時にじっくりお客様と打ち合わせさせていただきます。

6 断熱性能は施工精度が重要

住宅の工法は、ツーバイフォー(2×4)工法を選択しています。その上で断熱性能や耐震性能を高めるためにツーバイシックス(2×6)を標準にしています。その結果、外壁の断熱材は壁内に高性能グラスウールが140ミリ入ります。断熱性能をさらに追求したいお客様には付加断熱をご提案します。サッシはペアにするかトリプルを選ぶかはお客様とご相談です。床は300ミリの高性能グラスウール、天井はブローイングを400ミリ以上施工します。これで、寒さが厳しい十勝でも、省エネ性能や暖かさでは十分、他の住宅会社の断熱仕様・性能と比較してもひけをとらないレベルだと思います。

より高いレベルの断熱・省エネ性能を求めるために断熱材の厚みを足す住宅会社も多いですが、一番大事なのは施工の品質です。グラスウールなど断熱材を施工する際に、隙間がミリ単位で生じていたり、グラスウールが折れているなど施工に不備があれば、いくら断熱材を厚くしても断熱性能は確保できません。施工が断熱性能を左右します。壁の中には電気配線などもあるので、そこに断熱の欠損が生じないように上手に断熱や気密の施工をすることも重要です。断熱材の素材や厚みよりも、むしろ施工の精度が断熱性能を左右します。

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断熱性能を高い水準にすると、少ない暖房エネルギーで家じゅうを暖かくできます。そこで住宅全体の暖房をエアコン一台で賄い暖房機の設置分コストを抑えるという住宅会社も増えています。当社は断熱性能を高めても、パネルヒーターなどの設置などはあまり減らし過ぎないことをお勧めしています。お施主様には暖かい、省エネになる家だと喜んで頂いております。

7 換気は3種換気が標準

換気方式は、給気は自然、排気を機械で行う第3種換気を主に選んでいます。1種換気は熱交換ができるメリットがありますが、ダクトの中の掃除を簡単にできる製品・技術が今現在揃っていない、第1種換気のコストが高いということもあって、第3種を標準にしています。省エネ性能重視で第1種換気を希望されるお客様に対しては、ダクトの動線を短くするなどの工夫をした上で導入させていただくこともあります。

8 お施主様とご近所さんの
信頼関係づくり

着工前の地鎮祭は、できるだけ行いたいと思っております。工事の無事や家、家族の幸せを願うという意味ももちろんありますが、地鎮祭の開催日に、お施主様も出席していただけるので、その機会に、隣近所のお宅に、お施主様と私が一緒に、これから工事が始まること、そして引っ越し後のお付き合いをお願いするご挨拶を早めに行い、ご近所様との信頼関係づくりをしたいという意味も含めて行っています。

9 お施主様と職人さんとの
信頼関係も

また、着工前には、お施主様に、実際に工事で関わる大工、板金・左官・電気・基礎工事などの専門職とご挨拶させていただきます。これは職人にとっては、事前にお客様とご挨拶させていただくことで、このお客様に対する責任を自覚する機会になります。お施主様も、今後現場で出会う職人さんたちに、事前に一度は会っているので、気兼ねなく要望を伝えたりしやすい雰囲気ができます。

10 着工後の仕様変更も大歓迎
納得の家づくり

着工後にも打ち合わせが続くのが当社の特長の一つです。毎週のようにお施主様と現場でお会いして、クロスの色や窓、階段、キッチン、棚、コンセントの位置や数などを、大工さんや電気屋さん、設備屋さん、私も交えてお施主様と打ち合わせをします。コンセントの場所や、キッチンと背面収納との距離、窓の高さ、棚の高さなどは着工後に現場で、その場所に実際に立って改めて検討してみるとイメージしやすいのです。

例えば「キッチンとダイニングテーブルの距離はもう少し狭い方が良い」とか、「階段は木製より鉄骨階段にすると圧迫感が減ってすっきりする」「コンセントはここに追加したら熱帯魚水槽の配線を短くできる」「ここに小さな収納があると掃除機を2階に運ばなくて良い」といった具体的なイメージに基づいた変更ができます。それが住み心地の良さや家事負担の軽減などにもつながります。当社はお施主様とそういう検討をじっくり行うため、あえて着工後に決めることもたくさんあるのです。

11 相見積もりを行わない理由

当社は、当社で家を建てると決めて頂くまでは見積もりもプランもご用意しません。こだわりの注文住宅を実現させるためには、プランや見積もりは大変な検討を要します。そのため、当社は、他社との競争のために、見積もりやプラン提案を行うことは、大変恐縮ですがお断りさせていただいております。当社を選んでいただいたお施主様のために、全ての時間とエネルギーを使って、最善のプランを作り、メーカーや建材店、専門工事業者などとの価格交渉を行い、現場のチェックを行い、工事中でもお客様と打合せを重ねる、つまりお施主様のために全ての時間を使い、良い家を実現させたいと思っているためです。

12 アフターメンテナンスの
こだわり

なお完成・お引き渡し後には、建具のドアや照明などの調整など、気になる場所などを伺うために、1年に1回は必ずお施主様宅を訪問します。また、お施主様には何かあれば私にお電話いただけるようにお願いしています。「家の事で困った場合、石井建設に電話すれば解決する」という態勢でいたいと考えています。

13 リフォーム、店舗、
牛舎などもやります!

当社は、住宅のリフォームや店舗・施設建設なども行っています。リフォームでは、大がかりなリノベ―ジョンや増築のほか、外壁や屋根、キッチンなど部分的なリフォームも行っています。また、大規模な木造牛舎建設などの経験もあります。

最後に

株式会社石井建設は、大工出身の石井靖久が、お施主様と打合せから完成お引き渡しまで全て関わり、お施主様の要望を最大限に叶える注文住宅の会社です。年間3棟ほどしか家を建てることはできませんし、4棟・5棟と受注を増やすことは考えていません。それよりも1棟1棟丁寧な家づくりがしたいと思っております。