2011年帯広市完成のK邸です。大きな窓と吹抜けを生かし、明るい雰囲気の家になりました。
TV台は、壁付けして宙に浮いたように見えるスマートなおさまり。両側の扉は、クローゼットの入口で、使いやすいさを考えました。
キッチンのカウンター部分は、重厚な木目調デザインです。これは、ダイノックフィルムと呼ばれるホテルや店舗などの内装仕上げ用に使われる特殊フィルムで仕上げています。本物の木のようなリアルな質感ですが、耐候性や耐薬品性に優れ、お手入れが楽なのが特徴です。
吹抜けの上に見える2階の一角には、書斎コーナーがあります。造作した書棚が据え付けられ、手すりはレッドシダー材(米杉)という本物の木を使っています。
2階の廊下はサクラ材のフローリングで明るく華やかな雰囲気に。階段の手すり部分には、物の脱落防止とあかり取りを兼ねてポリカーボネート板を張っています。
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